高校卒業認定試験
高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった人たちなどに対して、 その学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。 平成16年度まで実施されていた大学入学資格(大検)に変わり、平成17年度より実施されることになりました。
合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられ、また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、 就職、資格試験等に活用することができます。ただし、試験で合格点を得た人が満18歳に達していない時には、 18歳の誕生日から合格者となります。
W取得も目指せる
高卒認定資格とアメリカ通信制高校卒業資格
AJイナーナショナルアカデミーで、高校卒業認定資格とアメリカ通信制高校の両方を取得することも可能です。
アメリカ通信制高校含め、高校卒業後の進路を考えた場合、高卒認定資格レベルの学力は必要です。アメリカ通信制高校も目指す場合も、英検2級A合格レベルの英語力が必要です。まずは、英語力のレベルアップが必要ですが、英語は1~2週間ではなかなか伸びません。その間に英語と平行して勉強をして高卒認定試験をめざすことも可能です。
高卒認定で取得した単位は、米国通信制高校に単位の置換が可能です。
高卒認定試験で得た知識は少しも無駄にはなりません。まずは、資格を取得し、それから米国の学歴とダブルで取得することも可能です。
高卒認定受験資格
翌年3月31日までに満16歳以上になる人(中学卒業した人)で、高校卒業資格(大学入学資格)を持っていない人であれば、 誰でも受験することができます。 平成16年度までの大学入学資格検定(大検)では、全日制高等学校などに在籍していた場合は受験できませんでしたが、 平成17年度より始まった高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)では、現在高等学校に在籍している場合でも受験できるようになりました。 これにより、在籍している高校を中途退学せずに受験ができるため、多くの人にとって受験しやすい環境になったと言えます。
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高卒認定資格も取得(合格)しよう
出願から高卒認定試験合格まで
高卒認定試験の出願から学習指導、直前の学習管理、 試験当日の準備など安心・充実のサポートを受けることができます。また、合格後の進学など、最後までアドバイスしていきます。
【出願から合格までの流れ】
1.AJインターナショナルアカデミーに入学 |
高卒認定試験合格向け学習をスタート |
2.出願書類作成&提出 |
書類を作成し提出してください |
3.学習スタート |
高卒認定試験合格に向け学習します |
4.高卒認定試験プレテスト |
試験と同じマークシートで試し、回答方法や時間配分の確認をします。足りない箇所や苦手部分を補強します |
5.高卒認定試験本番 |
準備をして試験に臨みます |
6.自己採点&進路相談 |
受験した教科の自己採点 |
7.合格発表&進路相談 |
受験後、3~4週間後に結試験果が郵送されます
|
教科 |
試験科目 |
要件 |
国語 |
国語 |
必修 |
地理歴史 |
世界史A・世界史B |
2科目のうち1科目必修 |
日本史A・日本史B
地理A・地理B |
4科目のうちいずれか1科目必修 |
公民 |
現代社会 |
「現代社会」1科目
又は
「倫理」、「政治・経済」2科目の
どちらか必修 |
倫理
政治・経済 |
数学 |
数学 |
必修 |
理科 |
科学と人間生活 |
以下の①、②のいずれかが必修
①「科学と人間生活」の1科目と「物理基礎」、「化学基礎」、
「生物基礎」、「地学基礎」のうち1科目(合計2科目)
②「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」
のうち3科目(合計3科目) |
物理基礎 |
化学基礎 |
生物基礎 |
地学基礎 |
外国語 |
英語 |
必修 |
↓
合格に必要な科目数… |
8科目 (現代社会を選択した場合)
9科目 (倫理及び政治・経済を選択した場合) |
※1 既に合格している科目、免除されている科目を受験することはできません
※2 合格要件(合格に必要な科目数)を超えて受験することはできません。(高等学校の単位認定のために高等学校卒業程度認定試験を受験する場合も含む)
※3 全ての科目の免除を受けて、全科目合格者となることはできません。最低1科目以上、受験して合格する必要があります
※4 「地理歴史」、「公民」、「理科」は、各教科の中で受験する科目を選択する必要があります。特に「公民」、「理科」については次ページの【試験科目の選択方法について】をよく確認してください
高等学校・高等専門学校でで単位を修得している場合
「単位修得証明書」を在学していた高等学校・高等専門学校に2通発行してもらいます。 1通は開封して免除科目を調べ、もう1通は厳封した状態で出願時に文部科学省に提出します。 高校を1学年以上在籍していた場合、科目免除が期待できます
知識及び技能に関する審査(技能審査)に合格している場合
英語検定・数学検定・歴史検定などの各技能審査で免除に必要な級に合格している場合、 その技能審査の「合格証明書」を出願書類に添えることで科目免除を受けることができます
大学入学資格検定で一部の科目に合格している場合
平成16年度まで実施された大学入学資格検定において合格科目、免除科目がある場合は、 対応する科目の試験が免除になります。「科目合格通知書」を出願書類に添えることで科目免除を受けることができます。
高卒認定試験日程-目安-
高卒認定試験の実施の目安
時間 |
時間 |
第1日目 |
第2日目 |
1 |
9時30分~10時20分 |
物理基礎 |
倫理 |
2 |
10時50分~11時40分 |
現代社会
又は
政治・経済 |
日本史(A・B)
地理(A・B)
いずれか1科目 |
|
11時40分~12時40分 |
昼食・休憩 |
3 |
12時40分~13時30分 |
国語 |
世界史(A・B)いずれか1科目 |
4 |
14時00分~14時50分 |
英語 |
生物基礎 |
5 |
15時20分~16時10分 |
数学 |
地学基礎 |
6 |
16時40分~17時30分 |
科学と人間生活 |
化学基礎 |
注1 自分が出願した科目(受験票に記載されている科目)しか受験できません。出願と異なる科目を受験した場合には、その解答は無効となります。特に、同じ試験時間で行う異なる科目に注意してください。(1日目の2時限目「現代社会」と「政治・経済」、2日目の2時限目「日本史(A・B)」、と「地理(A・B)」)
注2 「世界史(A・B)」、「日本史(A・B)」、「地理(A・B)」については、A又はBのどちらか1科目しか受験できません。AとBのどちらを受験するかは、試験当日に配付された試験問題を見てから選択することになります。
注3 上記の各科目の時間は試験時間(解答する時間)です。入室時間に注意してください。10分前には着席してください。
Q.合格者に定員はありますか?
A.合格者に定員は定められていません。 試験の結果、学力が一定の基準に達していると認められたものは人数に関係なく合格者となります。
Q.全日制高等学校を在籍中ですが、在籍したまま受験はできますか?
A.全日制高等学校在籍中の方も受験できます。
Q.全日制高等学校を休学中ですが、休学したまま受験はできますか?
A.全日制高等学校休学中の方も受験できます。